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核禁条約求める国際署名に賛同 鳥取知事

 鳥取県の平井伸治知事は25日の定例会見で、全ての国に核兵器を禁止し廃絶する条約締結を求める「ヒバクシャ国際署名」に賛同し、署名する意向を表明した。県内で署名運動を進める「県民の会」が24日に発足したのを受けて述べた。

 平井知事は、2月に署名した広島県の湯崎英彦知事と協力の方向で話をしていると説明。「広島へ働きに行き被爆した人たちが多い鳥取も、決して無縁ではない。核廃絶に向けて、署名に誠実に応じる」とした。

 同署名は日本被団協が昨年4月に提唱。国連総会に提出する。被爆者や平和関連団体などでつくる「県民の会」によると、県内では鳥取市の深沢義彦市長たち2市長と5町長が既に署名しているという。

(2017年5月26日朝刊掲載)

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