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■記者　森田裕美

　秋葉忠利広島市長が会長を務める平和市長会議の加盟都市が１日、本年度の目標だった２５００都市を突破した。事務局の広島平和文化センターは「予想を上回る速いペース」としている。

　加盟都市数は１月に２０００の大台を突破した後も順調に増え、１日現在で１３３カ国・地域の２５３６都市。ベルギーで同会議の核兵器廃絶キャンペーンの推進組織が昨年１１月に設立されたことや、広島、長崎両市しか加盟がなかった国内で今年２月から加盟を呼び掛けたことが増加につながった。

　スペインのグラノラーズ市やイラクのハラブジャ市など、新たに市長が役員に就任した都市が自国で積極的に輪を広げたことも増加の要因という。

（２００８年１２月２日朝刊掲載）

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