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オバマ氏再訪 知事に訴え 県立広島大プロジェクト報告 学生が紡ぐ 平和の願い

 昨年5月に広島を訪れたオバマ米大統領(当時)に再訪を促す「オバマ・プロジェクト」を始めた県立広島大(広島市南区)の学生たちが19日、県庁に湯崎英彦知事を訪ね、今後の活動方針を報告した。

 中心メンバーの人間文化学部3年原大将さん(20)と同大の福岡政行客員教授(政治学)が訪問。県内の小中高生や大学生から再訪を呼び掛ける手紙を募り、本人に直接届けることや、折り鶴999羽を用意し、オバマ氏に1羽を折ってもらって千羽鶴にするプランなどを説明した。

 原さんは「実現に向けて協力をお願いします」と依頼。湯崎知事は「1羽残すのは良いアイデア」などと激励した。

 メンバーは現在、同大の南区、三原市、庄原市の3キャンパスで計23人。今後、他大学の学生にも協力を呼び掛けていく方針。(明知隼二)

(2017年6月20日朝刊掲載)

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