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被爆電車で学ぶ 惨禍からの復興 来月下旬から催し

 72年前に被爆した路面電車に乗り、惨禍から復興への広島市の歴史を学ぶ催しが7月下旬から8月にかけ、同市街である。主催する中国放送と広島電鉄が参加者を募っている。

 被爆体験の継承を目的に被爆70年の2015年から催している。広島駅を出発し、八丁堀や原爆ドーム前を経て西広島駅で折り返し、原爆ドーム前を終点とする。車中では被爆の惨状を伝える映像を上映する。

 7月29、30日、8月5、9、11、19、20、27日に運行し、各日午前10時半と午後2時からの計2便。一便の定員は25人。大人500円、小学生から高校生まで200円。未就学児は参加不可。

 申し込みは中国放送のホームページか、はがきに乗車希望日・時間(第2希望まで)、人数、代表者の住所、名前、年齢、電話番号を記入し、〒730―8504 RCC「被爆電車申し込み」係へ。応募者多数の場合は抽選。締め切りは7月7日(必着)。同社視聴者センター☎082(222)1155。(西村文)

(2017年6月27日朝刊掲載)

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