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日本の運転ルール講習 米軍関係者向け 岩国署が初

 岩国市の米海兵隊岩国基地の関係者を対象にした車の運転講習会が28日、南岩国町の旧岩国南自動車学校であった。米空母艦載機移転計画に伴い、市内の米軍関係者は増える見込みで、日本の交通ルール周知を目的に岩国署が初めて企画した。

 海兵隊員や軍属たち25人が参加。警察官から、日本では左側通行をするため左折時に後ろからバイクや自転車が来る可能性があることや、駐車場での事故の傾向などについて注意点を聞いた。

 その後、岩国自動車学校の指導員とともに練習コースで運転した。海兵隊員のエイデン・ミュノコーンさん(21)は「日本の道は狭くルールも違う。注意して運転したい」と話していた。

 同署によると、県内では今年、米軍関係者による交通事故が5月末までで41件発生。同署は今後も基地関係者向けの講習会を開く方針。(馬上稔子)

(2017年6月29日朝刊掲載)

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