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戦没者追悼 平和を誓う 三次で式典

 広島県三次市戦没者追悼式が21日、同市三次町の市文化会館であり、遺族たち約300人が参列した。地元出身の戦没者3339人の冥福を祈り、平和を誓った。

 増田和俊市長は、高齢化に伴い戦争体験が風化しつつある点に触れ、「戦争の悲惨さを次世代に語り継ぐ必要がある」と強調。市遺族会連合会の山口誠会長は「戦争で帰らぬ人になった方々の思いが今日の発展の礎になった。戦争を絶対に繰り返してはいけない」と述べた。

 参列者は、それぞれに菊を手向けて手を合わせ、平和を祈った。

(2012年8月22日朝刊掲載)

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