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IPPNW 広島で世界大会 核の非人道性 パネルで訴え

 IPPNW世界大会の開幕に合わせ、核兵器の非人道性や被爆体験継承の取り組みなどを紹介するパネル展「核兵器なき世界への連帯」が24日、大会会場の広島国際会議場で始まった。

 縦2メートル、横1メートルの英文パネル40枚を展示。広島と長崎の原爆被害の実態のほか、核兵器の非人道性や健康被害などの問題点を指摘し、禁止条約をつくる必要性を訴えている。市民活動の盛り上がりで対人地雷の禁止条約発効にこぎつけたことなども紹介している。

 大会に参加している福井大医学部4年岩本和恵さん(22)は「核兵器廃絶のため、世界の人と協力していく大切さをあらためて感じた」と見入っていた。

 パネル展は、創価学会インタナショナルと核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の主催で、25日まで。

(2012年8月25日朝刊掲載)

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