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防衛相あす山口訪問 オスプレイ墜落分析内容伝達

 山口県と岩国市は28日、森本敏防衛相が30日に県と市を訪れると発表した。4月にモロッコで米軍のオスプレイが墜落した事故について、「副操縦士の人的要因が大きく、機体自体に要因は認められない」とする米政府による原因の調査結果を追認する日本政府の分析内容を伝える。

 森本防衛相は午前9時半ごろ、県庁で山本繁太郎知事と会談。県議会の柳居俊学議長、畑原基成議会運営委員長も同席する。午後は岩国市に移動し、1時から市役所で福田良彦市長、市議会の松本久次議長、貴船斉副議長と面談。それぞれ20分程度を予定している。

 国側は防衛省地方協力局の山内正和局長や中国四国防衛局の辰己昌良局長も同席する。

 県と市は、モロッコのみではなく、6月の米フロリダ州での墜落事故も含め、米国の調査を国が検証したうえで説明を聞き、今後の対応を判断する考えでいる。(山田英和)

(2012年8月29日朝刊掲載)

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