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　ひろしまフラワーフェスティバル（ＦＦ）実行委員会は２７日、原爆ドーム（広島市中区）を保存するための市の基金に１０万円を寄付した。２００４年度から続く取り組みで、補修や保護に役立ててもらう。

　沖本頼政委員長や広島祭委員会の岡畠鉄也副会長たち６人が市役所で、松井一実市長に目録を手渡した。松井市長は「平和のメッセージを発信するため、有効に使いたい」と感謝した。

　５月３～５日のＦＦ期間中にあった「フラワーキャンドル・メッセージ」で、地元企業などから集めた協賛金の一部。平和へのメッセージを書き込んだキャンドルを平和記念公園（同）に並べ、花と平和の祭典を彩った。

（２０１７年７月２８日朝刊掲載）