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「ズッコケ三人組」 原稿・原画など312点 ふくやま文学館で展示

 児童文学「ズッコケ三人組」シリーズの著者で広島市西区出身の那須正幹さん(70)=防府市=の作品や魅力を紹介する企画展「那須正幹の世界―『ズッコケ三人組』、そして広島・ヒロシマ」が14日、福山市丸之内のふくやま文学館で始まった。同文学館、福山市教委など主催、中国新聞備後本社など後援。

 1978年出版の第1作「それいけズッコケ三人組」などシリーズ全50巻や、被爆後の広島の復興と3世代にわたる女性の生き方をテーマにした「ヒロシマ」3部作などの著書を展示。自筆原稿、イラスト原画などを合わせ312点が並ぶ。

 那須さんが趣味で使っている釣りざおや登山用のリュックサックのほか、取材旅行の様子を紹介するパネル、少年時代の写真などもある。

 11月25日まで。月曜と9月18日、10月9日は休館(9月17日、10月8日は開館)。一般500円。高校生以下無料。ふくやま文学館Tel084(932)7010。(永井友浩)

(2012年9月15日朝刊掲載)

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