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連載・特集

世界と広島の主な出来事

1945年8月  米国が広島、長崎に原爆を投下
  47年5月  日本国憲法施行
  49年8月  広島平和記念都市建設法施行▽ソ連が初の原爆実験
  50年6月  朝鮮戦争始まる
  51年9月  サンフランシスコ講和条約・日米安保条約調印
  52年8月  原爆慰霊碑除幕
    10月  英国が初の原爆実験
    11月  米国が初の水爆実験
  54年3月  米国がビキニ環礁で水爆実験。第五福竜丸が「死の灰」を浴びる
  55年7月  核兵器の使用回避を訴えた「ラッセル・アインシュタイン宣言」発表
     8月  第1回原水爆禁止世界大会
  56年8月  日本被団協結成
  57年4月  原爆医療法施行
     7月  世界の科学者が核実験中止を訴えて第1回「パグウォッシュ会議」を開催▽国際原子力機関(I          AEA)発足
  60年2月  フランスが初の原爆実験
  62年10月 キューバ危機
  63年8月  米ソ英が部分的核実験停止条約に調印し、10月発効
     12月 東京地裁が原爆訴訟判決。「原爆投下は国際法違反」
  64年10月 中国が初の原爆実験
  65年2月  米国が北ベトナム爆撃開始
  67年12月 佐藤栄作首相が国会で非核三原則を表明
  68年4月  ラテンアメリカおよびカリブ地域核兵器禁止(トラテロルコ)条約発効
     9月  被爆者特別措置法施行▽山田節男広島市長がフランスの核実験に抗議電。以降、全ての核実験に          抗議
  70年3月  核拡散防止条約(NPT)発効
  72年5月  米ソが第1次戦略兵器制限条約(SALT)、弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約に調印
  74年5月  インドが初の核実験
  78年5月  第1回国連軍縮特別総会
  79年12月 ソ連がアフガニスタンへ侵攻
  80年9月  イラン・イラク戦争始まる
  85年8月  広島市で第1回世界平和連帯都市市長会議を開催
  86年4月  ソ連でチェルノブイリ原発事故
    12月  南太平洋非核地帯(ラロトンガ)条約発効
  87年12月 米ソが中距離核戦力(INF)廃棄条約に調印
  89年11月 ベルリンの壁崩壊
  91年1月  湾岸戦争始まる
     7月  米ソが第1次戦略兵器削減条約(START1)調印
  92年2月  韓国と北朝鮮が朝鮮半島非核化共同宣言
     9月  モンゴルが国連総会で「一国非核の地位」宣言
  93年1月  米国とロシアがSTART2に調印。未発効
  95年5月  NPTの無期限延長が決定
     7月  被爆者援護法施行
  96年4月  アフリカ非核兵器地帯(ペリンダバ)条約調印
     7月  国際司法裁判所(ICJ)が核兵器の使用・威嚇は「一般的に国際法違反」との勧告的意見
     9月  国連総会が包括的核実験禁止条約(CTBT)採択
     12月 原爆ドームが世界遺産に登録される
  97年3月  東南アジア非核兵器地帯(バンコク)条約発効
  98年5月  インドが地下核実験。続いてパキスタンも
  99年9月  茨城県東海村で国内初の臨界事故
2000年5月  NPT再検討会議で核兵器廃絶を「明確な約束」
  01年9月  米中枢同時テロ
  02年5月  米ロ首脳会談で戦略攻撃兵器削減(モスクワ)条約に調印
  03年1月  北朝鮮がNPT脱退を宣言
     3月  イラク戦争始まる
     11月 平和市長会議が「2020ビジョン」を発表
  04年6月  国民保護法など有事関連7法が成立
  05年5月  NPT再検討会議が最終文書を採択できずに閉幕
  06年4月  イランが低濃縮ウラン製造の成功を発表
     9月  中央アジア非核兵器地帯(セミパラチンスク)条約調印
     10月 北朝鮮が核実験に成功したと発表。16年9月までに5回実施
  08年9月  広島市で主要国(G8)議長サミット開催
  09年4月  オバマ米大統領がプラハで演説。原爆投下国として、核兵器のない世界に向けて努力する道義的          責任に言及
     9月  国連安全保障理事会の首脳級特別会合が「核兵器のない世界」を支持する決議
     12月 国連総会が日本など提案の核兵器廃絶決議を採択。米国が共同提案国に加わる
  10年4月  米国が「核体制の見直し(NPR)」を発表。NPT順守の非核兵器保有国を核攻撃しないと明          記▽米ロが新STARTに署名。7年以内に配備済み戦略核弾頭を各1550発以下に削減
     5月  NPT再検討会議が核兵器禁止条約に言及した最終文書を採択
     9月  米国がオバマ政権では初めての臨界前核実験
     11月 広島市でノーベル平和賞受賞者世界サミット
  11年3月  東日本大震災、福島第1原発事故発生
  13年3月  ノルウェー政府がオスロで第1回「核兵器の非人道性に関する国際会議」を開催。第2回は14          年2月にメキシコがナヤリットで、第3回は同年12月にオーストリアがウィーンで開く
     6月  オバマ米大統領が、配備済み戦略核弾頭を一層削減し、千発程度にする用意があると発表
     10月 核兵器の非人道性と不使用を訴える共同声明を125カ国が国連総会第1委員会で発表。同趣旨          4度目で日本が初参加
  14年4月  広島市で核兵器を持たない12カ国でつくる軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)外相会合を          開催▽マーシャル諸島が核兵器を持つ9カ国の核軍縮義務違反を確認するためICJに提訴
     7月  政府が臨時閣議で憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使容認を決定
  15年4月  日米ガイドライン再改定。平時から有事まで地球規模での自衛隊と米軍の連携で合意
     5月  NPT再検討会議が最終文書を採択できずに閉幕
  16年3月  安全保障関連法が施行
     4月  主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に先立ち、広島市で外相会合開催。米英仏の外相が初めて          平和記念公園を訪問
     5月  伊勢志摩サミット閉幕後にオバマ米大統領が広島を訪問。現職の米大統領として初めて。原爆資          料館を見学後、原爆慰霊碑に献花、演説。被爆者とも対面した
     12月 国連総会で核兵器禁止条約の制定交渉開始を決議。日本は米ロなどの保有国とともに反対
  17年2月  トランプ米大統領就任後初の日米首脳会談で、「核および通常戦力の双方」による米国の抑止力          提供を確認
     3月  核兵器禁止条約の制定交渉会議が米ニューヨークの国連本部で開幕。日本政府は初日に出席して          反対理由を述べ、実質交渉には不参加
     7月  核兵器禁止条約が制定交渉会議で採択される。核兵器に関する行為を全面的に禁止

(2017年8月6日特報掲載)

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