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豪の生徒ら14人 原爆資料館訪問 安古市高生が案内

 安古市高(広島市安佐南区)と姉妹校提携を結ぶセントジョンズグラマースクール(オーストラリア・アデレード市)の生徒と卒業生の計14人が18日、広島市中区の原爆資料館を訪れ、被爆の実態に触れた。

 14人は14~19歳の男女。原爆投下直後の市内の模型や展示パネルに沈痛な表情で見入った=写真。マーリ・ウォーカーさん(15)は「戦争も核兵器も絶対になくさなければいけない」と話した。安古市高の生徒5人が英語で案内した。

 一行は16日に広島入り。安古市高で授業に参加したり、エネルギー問題に関する討論をしたりする。生徒宅にホームステイし、20日まで滞在する。両校は2006年から交流を始め、セントジョンズグラマースクールの生徒が広島市を訪れるのは3回目。

(2012年9月19日朝刊掲載)

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