原爆の惨禍 証言基に25点 江津で展示 広島の基町高生描く
17年8月17日
江津市役所1階ロビーで、被爆者から聞き取った証言を基に、広島市中区の基町高の生徒たちが描いた「原爆の絵」が展示されている。18日までで、無料。
一面のがれきとなった町並みや立ち上るきのこ雲、黒い雨の中で立ち尽くす人々…。原爆投下前後の光景を描いた25点を、説明付きのプリントで並べた。
同校は広島平和文化センターの依頼で、2007年から毎年、美術部員らを中心に制作に取り組む。江津市が今回、原爆資料館(同区)から画像の提供を受けた。
江津市跡市町の歯科衛生士小川久美子さん(36)=は「原爆の恐ろしさが伝わってくる。二度と戦争は起こしてはいけないと強く感じた」と話していた。(松本輝)
(2017年8月14日朝刊掲載)
一面のがれきとなった町並みや立ち上るきのこ雲、黒い雨の中で立ち尽くす人々…。原爆投下前後の光景を描いた25点を、説明付きのプリントで並べた。
同校は広島平和文化センターの依頼で、2007年から毎年、美術部員らを中心に制作に取り組む。江津市が今回、原爆資料館(同区)から画像の提供を受けた。
江津市跡市町の歯科衛生士小川久美子さん(36)=は「原爆の恐ろしさが伝わってくる。二度と戦争は起こしてはいけないと強く感じた」と話していた。(松本輝)
(2017年8月14日朝刊掲載)