平和 世界に訴えた 高校生大使が活動報告 広島
12年9月20日
高校生平和大使として8月、スイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪れた県内の高校生2人が19日、広島市役所で記者会見し、核兵器廃絶を求める署名の提出や英語でのスピーチなどの活動を報告した。
油木高3年川崎有希さん(17)=神石高原町=と、広島女学院高2年桑原麻実さん(17)=西区。長崎市の平和団体の公募に応じ、平和大使に選ばれた。全国各地の高校生18人とともに8月19~24日、スイスを訪れた。
国連欧州本部では、全国で集めた核兵器廃絶を求める約15万5千人分の署名を提出し、英語で原爆の悲惨さを訴えた。首都ベルンも訪れ、署名活動に取り組んだ。
2人は「世界平和を誓ってくれた国連大使もいた」「被爆体験を継承する責任をあらためて感じた」などと語った。(田中美千子)
(2012年9月20日朝刊掲載)
油木高3年川崎有希さん(17)=神石高原町=と、広島女学院高2年桑原麻実さん(17)=西区。長崎市の平和団体の公募に応じ、平和大使に選ばれた。全国各地の高校生18人とともに8月19~24日、スイスを訪れた。
国連欧州本部では、全国で集めた核兵器廃絶を求める約15万5千人分の署名を提出し、英語で原爆の悲惨さを訴えた。首都ベルンも訪れ、署名活動に取り組んだ。
2人は「世界平和を誓ってくれた国連大使もいた」「被爆体験を継承する責任をあらためて感じた」などと語った。(田中美千子)
(2012年9月20日朝刊掲載)