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広島・長崎 被爆の惨状 周防大島でパネル展

 広島、長崎の被爆直後の惨状などを伝える「平和美術展」が、周防大島町小松の大島文化センターロビーで開かれている。町民有志でつくる「周防大島平和行進実行委員会」の主催で入場無料。23日まで。

 原爆投下後の広島、長崎の惨状を撮った写真や、被爆直後に水を求めて歩く人々の姿を描いた絵など、解説付きのパネル約50点を展示。来場者たちは核兵器の脅威を実感し、平和な世界の大切さをあらためてかみしめていた。

 実行委世話人代表の広田清晴さん(60)は「美術展を通して原爆の被害を風化させず、核兵器の廃絶を訴えたい」と来場を呼び掛けている。(浜村満大)

(2012年9月20日朝刊掲載)

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