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基地退避訓練で指摘 岩国市

 岩国市の市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」は15日、米海兵隊岩国基地(同市)で8、9の両日にあった非戦闘員向けの退避訓練を受け、「有事の際に米軍関係者は退避できるが、市民はそうはいかない」などと指摘した。

 久米慶典顧問たちが市役所で記者会見した。同基地のホームページに訓練実施の記載があると説明。北朝鮮情勢の緊張が高まる中、21日からは米韓合同軍事演習が始まる予定で、「市民として不安を感じる。基地側も危険性を感じているのでは」と訴えた。

(2017年8月16日朝刊掲載)

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