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本部での学び 広く伝えたい 広島県教委に中学生2人 若者大使 国連活動を報告

 日本青年会議所(JC)の少年少女国連大使として今夏、米ニューヨークの国連本部を訪れた呉中央中1年高橋愛実さん(12)=呉市、広島学院中1年室井凛太郎さん(13)=広島市西区=の2人が28日、県教委を訪れ、下崎邦明教育長に現地での活動を報告した。

 大使は、公募で選ばれた全国の小学5年~中学2年の計30人。7月31日~8月5日の日程で国連本部を訪問した。国連の歴史や国際社会で果たす役割のほか、飢餓や貧困の撲滅、環境保護といった国連が掲げる目標を学んだ。

 高橋さんは「環境を大切にする行動が広がるよう、学んだことを伝えたい」。室井さんは「いろんな人を助ける国連の仕事を知り、将来働きたいと思った」と話した。大使派遣は2011年度に開始。大使は10月末までそれぞれの地元で国連の取り組みに関する啓発活動をする。(明知隼二)

(2017年8月29日朝刊掲載)

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