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広げた世界観 体験報告 メキシコと中国派遣の高校生 知事訪問

 広島県と友好提携を結んでいるメキシコ・グアナファト州と中国・四川省を今夏訪問した県内の高校生32人が29日、広島市中区の県庁を訪れ、現地での体験を湯崎英彦知事に報告した。

 青少年派遣事業で、グアナファト州へは10~20日、3人が訪問。高校などで同世代と交流したほか、現地に進出している県内の自動車関連メーカーの工場なども見学した。

 ノートルダム清心高(西区)1年、鬼頭里歩さん(16)は「ホストファミリーと文化や政治について語り合った」と報告。東京五輪の事前合宿を県内で実施するメキシコ選手団をサポートするため「スペイン語を話せるように勉強する」と決意を述べた。四川省へは9~15日、29人を派遣。博物館やパンダの保護施設を見学し、太極拳などに挑戦した。(奥田美奈子)

(2017年8月30日朝刊掲載)

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