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竹下氏の発言 島根知事擁護 「軽んじていない」

 北朝鮮が米領グアム周辺に向け島根県などの上空を通過する弾道ミサイルを発射する計画を巡り、自民党の竹下亘総務会長(島根2区)が「島根に落ちても何の意味もない」などと発言したことについて、同県の溝口善兵衛知事は13日の県議会代表質問で、「島根を軽視する発言ではなかった」と擁護する答弁をした。

 「不適切な発言だったのではないか」と問われた溝口知事は、竹下氏が「戦略的に考えた場合、北朝鮮が島根を狙うことはないだろうとの思いを話した」「島根だろうが東京だろうが、国内に落ちれば大問題だ」と釈明している内容を指摘。「島根を軽んずる発言ではなかったと受け止めている」と述べた。

(2017年9月14日朝刊掲載)

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