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パレスチナ占領 実態は イスラエル紙記者 24日講演

 イスラエルの新聞「ハーレツ」のアミラ・ハス記者(61)が24日午後2時から、広島市中区の合人社ウェンディひと・まちプラザで講演する。同国のパレスチナ占領から50年。占領地への特派員でありながらパレスチナ人の目線で実態の報道を続ける。

 ハス記者は、パレスチナ人の自治で合意されたガザ地区やヨルダン川西岸地区に駐在してきた。自国の占領政策を追う中で、土地を奪われたパレスチナ人の苦しみにも目を向け、時に同胞から脅迫を受けながらも人権を問うている。

 講演では占領の歴史を踏まえ、イスラエル軍の攻撃で悲惨な状況に置かれているガザ地区の状況などを報告する。ジャーナリスト土井敏邦さん(64)や中東研究者らでつくる実行委員会の主催。500円。メンバーの宇野昌樹さん☎090(3880)9090。

(2017年9月18日朝刊掲載)

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