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「違い認め合う」書で訴え 国際平和デー ヒロシマから発信

 国際平和デーの21日、広島市安佐北区の書家鳥生春葉さん(53)が世界の紛争の平和的解決を願って和紙に揮毫(きごう)し、中区の広島護国神社へ奉納した。

 拝殿に集まった約20人の前で、縦2・7メートル、横1・1メートルの和紙に「以和為貴(和をもって貴しとなす)」と筆を走らせた。「一人一人が違いを認め合い、平和に過ごせるようにとの願いを込めた」と話した。

 聖徳太子が説いたとされる「和」の精神を広める名古屋市の市民団体が、全国47カ所の護国神社で企画。中国地方では、備後護国神社(福山市)など5県の計7神社に奉納された。(永山啓一)

(2017年9月22日朝刊掲載)

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