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政府に批准要求 日本被団協が採択

 日本被団協は12日、東京都内で開いた全国都道府県代表者会議で、ICANのノーベル平和賞受賞を歓迎し、日本政府が核兵器禁止条約に署名、批准するよう求めるアピールを採択して2日間の日程を終えた。

 アピールは、受賞を機に「核兵器のない世界へ前進することを目指す」と宣言した上で、条約に反対する日本の姿勢を「恥ずかしく、怒りを覚える」と批判。日本が条約に加われば「全ての国に署名、批准を促す力となる」として、政府に署名を働き掛けるよう広く呼び掛けている。

 会議には約80人が出席した。(田中美千子)

(2017年10月13日朝刊掲載)

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