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大竹の中学生 沖縄訪問報告 「平和な世界」誓う

 沖縄県豊見城市と中学生の相互訪問交流を続ける大竹市教委は、今夏に沖縄を訪れた生徒が思いを発表する報告会を開いた。ひめゆり平和祈念資料館(糸満市)で地上戦の講話を聞くなどした生徒は、戦争のない世界を築く決意を語った。

 市総合市民会館で21日にあった報告会には、8月に沖縄を訪問した大竹、小方、玖波中の2、3年生14人のうち12人が出席。入山欣郎市長や大石泰(ゆたか)教育長、保護者たちが耳を傾ける中、小方中2年の伊東桜環(さわ)さん(14)は「戦争からは何も生まれない。平和な世界をつくりたい」と誓った。

 「学んだ沖縄の文化や歴史、戦争のことを伝えるよう頑張りたい」と述べる生徒もいた。沖縄美(ちゅ)ら海水族館見学やウージ染め体験を楽しんだ話もした。

(2017年10月25日朝刊掲載)

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