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空爆で家族被害 パレスチナ人医師の講演会 中区で29日

 2009年のイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆で、娘3人とめいを失ったパレスチナ人のイゼルディン・アブエライシュ医師の講演会が29日午後5時から、広島市中区の広島国際会議場である。

 カナダ在住のアブエライシュ医師は、トロント大の准教授を務めながら世界各地で講演を続けている。当日は「それでも、私は憎まない」と題して講演。自宅への砲撃で娘たちを亡くしながらも、暴力は不毛で「資源と命の無駄遣い」などと、平和な世界の大切さを訴える。

 広島市の教育関係者や声楽家たちでつくる実行委員会が主催する。入場料2千円。中学生以下は無料。実行委事務局☎082(292)5518。

(2017年10月25日朝刊掲載)

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