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米軍火炎弾射出「不適切な訓練」 島根知事

 広島県北広島町の上空で米軍機が火炎弾「フレア」を射出する訓練をした問題で、島根県の溝口善兵衛知事は25日の定例記者会見で「住民に不安を与えるような訓練は適当ではない」との見解を示した。

 溝口知事は「(フレアが)上空で燃え尽きるかどうかという問題もあるし、突然光ると住民も脅威を覚える」と述べ、訓練は不適切だったと指摘した。

 射出訓練は11日午後、島根県と県境を接するエリアであった。県としての対応については「特に考えていないが、政府に引き続きしっかりした対応をお願いする」とした。

(2017年10月26日朝刊掲載)

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