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世界の食や文化 暮らしぶり体感 中区で国際交流フェス

 国際交流フェスティバル「ぺあせろべ」が29日、広島市中区の中央公園芝生広場であった。アジアや欧州の出身者たちでつくる21団体がブースを開設。民族料理の販売やステージ発表などで、それぞれの文化を発信した。

 日本ユーラシア協会広島支部はロシアの民芸人形マトリョーシカを展示。家族連れたちが手に取り、愛くるしい表情を楽しんだ。肉を生地で包んで揚げたモンゴルの料理やインドカレーの販売、ダンスのステージなどもあった。

 広島フィリピン友好協会は、貧困のため路上生活するフィリピンの子どもの支援活動などを報告した。

 県建築士会広島支部などでつくる実行委員会とヒロシマ平和創造基金の主催。西区の清掃業中村美代子さん(28)は「外国の暮らしぶりを感じられるいい機会になった」と笑顔だった。(菊本孟)

(2017年10月30日朝刊掲載)

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