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折り鶴作製 動画で紹介 広島女学院大生、ICANのHPに

 広島女学院大(広島市東区)の学生6人が折り鶴の折り方を紹介する動画を、非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))のホームページ(HP)に掲載する。同大で5日、動画を撮影した。

 日本語▽英語▽日本語と英語―で折り方を説明する3パターンを作った。いずれも約5分間、鶴を折り上げる学生の手元を撮影。動画はICANへ送り、HPや会員制交流サイト(SNS)のフェイスブックで発信してもらう。

 学生や教職員は、同大の卒業生で、ICANへのノーベル平和賞の授賞式で演説するサーロー節子さん(85)=カナダ・トロント市=に贈るため、折り鶴の首飾りを作った。取り組みを知ったICANが、動画の制作を打診した。

 ひろしまフラワーフェスティバルで鶴を折るブースを開く「折りづるひろば」の実行委員長で、人間生活学部3年長崎まりなさん(20)=安佐南区=は「注目が高いICANのHPを通じて世界中の人が、平和を考えるきっかけになってほしい」と願った。(辻本夕貴)

(2017年12月6日朝刊掲載)

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