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「平和とは」 世界の答え 海外協力隊員ら 庄原でパネル展

 国際協力機構(JICA)のシニア海外ボランティアや青年海外協力隊員が、世界各地で聞いた平和を願う声を紹介するパネル展が、庄原市役所と同市東城町の東城自治振興センターで開かれている。15日まで。無料。

 市役所1階ロビーでは、発展途上国で日本語教育などに携わるボランティアが、現地の住民に「平和とは」と尋ね、答えてもらったメッセージ約60点を展示。現地の言葉で「互いに愛し合うこと」「世界中から暴力がなくなること」などと記している。県内出身者の活動を撮影した写真パネル15枚もある。

 また、13、15日は、アフリカのザンビアでシニア海外ボランティアを経験した山崎允(まこと)さん(75)=東城町=が会場を訪れ、JICAの活動を紹介する。両日とも午前は市役所、午後は東城自治振興センター。

 山崎さんは「若い人たちが世界に興味を持つきっかけになれば」と話す。(山本堅太郎)

(2017年12月12日朝刊掲載)

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