核禁止条約締結 要請活動を報告 広島県被団協の梶岡さん
12年10月30日
核兵器禁止条約の締結に向け、米ニューヨークで要請活動をした広島県被団協(金子一士理事長)平和学習部副部長の梶岡寛さん(62)=広島市安芸区=が29日、市役所で帰国報告をした。
梶岡さんは日本被団協の代表団に加わり、国連総会第1委員会の開催に合わせて7~15日にニューヨークを訪問。核兵器保有国の英国やパキスタンなど11カ国の政府代表に要請した。国連のアンジェラ・ケイン軍縮担当上級代表に面会し、同条約の交渉開始を求める約56万人分の署名を提出した。
梶岡さんは「核保有国を包囲しつつあると感じた。子どもたちに被爆の実態だけでなく、核兵器廃絶を視野に入れた話ができるよう努めていきたい」と話した。(藤村潤平)
(2012年10月30日朝刊掲載)
梶岡さんは日本被団協の代表団に加わり、国連総会第1委員会の開催に合わせて7~15日にニューヨークを訪問。核兵器保有国の英国やパキスタンなど11カ国の政府代表に要請した。国連のアンジェラ・ケイン軍縮担当上級代表に面会し、同条約の交渉開始を求める約56万人分の署名を提出した。
梶岡さんは「核保有国を包囲しつつあると感じた。子どもたちに被爆の実態だけでなく、核兵器廃絶を視野に入れた話ができるよう努めていきたい」と話した。(藤村潤平)
(2012年10月30日朝刊掲載)