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「ネバダデー」核廃絶祈る 平和記念公園 被爆者ら61人座り込み

 米国が1951年にネバダ州で初めて核実験をした「ネバダデー」の27日、核兵器廃絶を訴える座り込みが、広島市中区の平和記念公園であった。

 県原水禁などの呼び掛けで、被爆者たち61人が参加。午後0時10分ごろから約30分間、原爆慰霊碑の前で「核実験全面禁止」などと書かれた横断幕を掲げながら座り込んだ。

 その後、昨年7月に制定された核兵器禁止条約の早期発効やネバダ核実験場閉鎖などを求めるアピール文を採択。安倍晋三首相宛てに首相官邸へ、米国のトランプ大統領宛てに東京の大使館へ、それぞれ電子メールで送った。(渡辺裕明)

(2018年1月28日朝刊掲載)

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