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高校生平和大使 広島県内で3人募る 来月18日選考会

 広島、長崎両市を拠点とする市民団体の高校生平和大使派遣委員会が、6月に就任する第21代大使を募集している。広島県枠は3人で、3月18日に南区で選考会を開く。

 次期大使は全国で20人余り。8月18~25日の日程でスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪れ、国連や各国政府の関係者に核兵器廃絶を訴える。費用は派遣委が全面負担する。また日頃から、廃絶を求める署名活動にも取り組む。

 小早川健共同代表(66)は非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))のノーベル平和賞受賞が大使たちの刺激になったといい「純粋に熱く廃絶を訴える高校生に応募してほしい」と期待している。

 8月時点で高校生であるのが条件。応募者は名前、校名、学年、住所、電話番号を明記し、郵送で〒732―0052広島市東区光町2の8の32、エコード広島4階、高校生平和大使募集係へ。3月2日(必着)締め切り。

(2018年2月8日朝刊掲載)

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