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命のビザ 千畝功績展示 中区 リストの写しや切手

 第2次世界大戦中に「命のビザ」でナチス・ドイツからユダヤ人難民を救ったことで知られる外交官杉原千畝(1900~86年)の功績を伝える展示会が13日、広島市中区大手町の市立大サテライトキャンパスで始まった。ホロコースト記念館(福山市)が広島市内で初めて開いた。19日まで。無料。

 ビザ発給のきっかけとなったユダヤ人少年との出会いや、実際にビザを使った生存者の証言などをパネル24枚で紹介。2139通のビザを発給したリストの写しや、杉原がデザインされたリトアニアの記念切手なども展示している。

 訪れた安佐南区の木村典子さん(31)は「困っている人を救いたいと信念を持って決断したところがすごい」と見入っていた。大塚信館長は「差別や偏見はいつの時代でもある。杉原の生き方に触れて自分に何ができるか問い掛けてほしい」と話す。

 午前10時~午後6時。17日は午後1時から大塚館長による講演がある。(仁科裕成)

(2018年2月14日朝刊掲載)
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