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現場で聞く被爆証言 来月9日、広島

 被爆した場所を一緒に回りながら証言に耳を傾ける「被爆・戦争体験を聞く会」が12月9日午後1時半から、広島市南区金屋町のワークピア広島3階会議室で開かれる。市民グループ広島の歴史をみてまわる会の主催。

 証言するのは、7歳の時に爆心地から約1.6キロ東にある寺で被爆し、崩れた建物の下敷きになった幸元省二郎さん=西区。当時の様子を聞いた後、近くにある寺に行き、被爆墓石などを見学する。

 資料代など千円。定員は先着20人。事前申し込みが必要。みてまわる会(呉YWCA内)Tel0823(21)2414。

 聞く会は被爆60年の2005年9月にスタート。年2回程度開催し、今回が15回目。

(2012年11月19日朝刊掲載)

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