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忘れぬ3・11 広島で灯火 犠牲者悼む集い

 東日本大震災の犠牲者を悼む集いが11日夜、広島市中区の原爆ドーム対岸の元安川親水テラスであった。約500人が、キャンドル500本で描いた「3・11」の数字に思いを重ね、震災の記憶を忘れぬよう誓った。

 参加者は日が暮れだした午後5時半から、キャンドルに次々、火をともした。「絆」「未来」「被災地の復興を祈って」…。キャンドルを覆う紙には、事前に有志がメッセージを書き込んでおり、柔らかな光に照らされて浮かび上がった。

 司会進行などを手伝った通信制高サポート校のKTC中央高等学院広島キャンパス3年請川遥さん(18)=佐伯区=は「被災地支援や記憶を伝えていくため、少しずつでも自分にできることに取り組んでいきたい」と決意を新たにしていた。

 同市や近郊のNPO法人や市民団体などでつくる実行委員会が開き、ことしで7回目。発生時刻の午後2時46分にも約70人が集い、被災地の方角を向いて黙とうした。(江川裕介)

(2018年3月12日朝刊掲載)
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