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カザフ訪問 若者が報告 広島で12月1日

 核実験被害者が多くいるカザフスタンを訪れ、交流を続ける広島市の若者グループCANVaS(キャンバス)は12月1日午後2時半から、中区基町の市青少年センターで今夏の「スタディツアー」の報告会を開く。 (増田咲子)

 8月28日から11日間、現地を訪れたメンバー6人が参加。セミパラチンスク核実験場に近いドロン村での被曝(ひばく)者への聞き取りや、セメイ市で現地の大学生と合同で初めて開いた平和フォーラムの内容を紹介する。

 かつての首都アルマトイでは、反核市民団体「ネバダ・セミパラチンスク運動」本部を訪問。若者とはお好み焼き作りで交流した様子も発表する。

 安佐北区出身で代表の小麻野貴之さん(33)=東京都=は「平和な世界を目指す思いを来場者と共有したい。若い人が国際的な視野で平和のためにできることは何かを考えるきっかけにしてほしい」と話している。

 報告会は2時間の予定。無料。小麻野代表のメールアドレスe11030@go.enjoy.ne.jp

(2012年11月26日朝刊掲載)

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