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被爆者の思い 伝える 23日からNPT準備委 広島県内高校生 広島市長に抱負

 核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第2回準備委員会が23日からスイスであるのに合わせ、現地で平和活動について発表する県内の高校生6人が14日、松井一実広島市長と広島市中区の広島国際会議場で面会した。「被爆者の思いを伝えたい」などと抱負を語った。(畑山尚史)

 平和首長会議(会長・松井市長)が、中区の広島女学院と修道、福山市の盈進のほか、那覇市の沖縄尚学の各校2人ずつの計8人を派遣。22~29日、委員会会場の国連欧州本部のある同国ジュネーブを訪問し、平和活動をする各国の若者のフォーラムに参加する。被爆体験の聞き取りなどの活動を発表する。

 派遣を前に6人は、学校ごとに抱負を発表。「同じ志を持つ仲間を増やす」「核廃絶に向け、若者に何ができるか学びたい」などと述べた。

 6人は「核廃絶!ヒロシマ・中高生による署名キャンペーン」のメンバーで、広島女学院高3年の桧山菜摘さん(17)が代表して、集めた6万316筆の署名を松井市長に手渡した。署名の目録は、国連欧州本部に届ける。

 首長会議によるNPT関連会議への高校生派遣は、2014年から4回目。8人は外務省のユース非核特使も務める。

(2018年4月15日朝刊掲載)
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