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配備必要性 国に確認 地上イージス 山口知事が意向

 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備を巡り、防衛省から説明の意向を伝えられた山口県の村岡嗣政知事は15日、朝鮮半島情勢の変化を受け、配備の必要性を確かめる意向を示した。

 村岡知事は県庁で報道陣に「仮に候補地になるならば、住民の不安がないよう国に丁寧な説明を求めたい」と強調。一方、6月の米朝首脳会談を念頭に「当然交渉によって状況が変わる。いろんな情勢を踏まえ、国がどう判断しているのか聞きたい」とした。

 防衛省からの説明については「基本的にオープンな形で考えるべきだ」として公開を求める方針。地元の萩市長、阿武町長も同席して臨む方向で日程調整する。一方、現時点で時期は未定とした。

 配備を巡っては、秋田県の佐竹敬久知事が14日の記者会見で「北朝鮮の脅威が薄らいでくると配備の前提条件が崩れる。国会を含め日本全体での議論が必要だ」との慎重姿勢を示す。時期は6月の定例会が始まる前に行うよう言及。また、「地元の強い反対を押し切っても問題が起きる」として国が住民にも直接説明するよう求めている。(和多正憲)

(2018年5月16日朝刊掲載)
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