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[イワクニ 地域と米軍基地] 硫黄島のFCLP中断 予備施設に岩国など3基地

 在日米海軍司令部(神奈川県横須賀市)は17日、米軍岩国基地(岩国市)の空母艦載機が東京・小笠原諸島の硫黄島で実施していた陸上空母離着陸訓練(FCLP)を中断すると発表した。「運用上の理由」とし、後日再開する。

 FCLPは、滑走路を空母の甲板に見立てて離着陸を繰り返す訓練。天候不良などで硫黄島を使えない場合の予備施設として、岩国など国内3基地が指定されている。司令部は「(再開後も)訓練の大部分が硫黄島で実施される見込み」と説明している。

 中国四国防衛局によると、FCLPは3日に硫黄島で始まり、FA18スーパーホーネット戦闘攻撃機など全4機種が参加。当初は13日までの予定だったが、米側から数日程度の延長を通知されていた。

 一方、艦載機を搭載する原子力空母ロナルド・レーガンは17日、メンテナンス後の試験航海を終え、母港の横須賀基地(横須賀市)に帰港した。問題がなければ近く長期航海に出て、FCLPを終えた艦載機と合流。パイロットが空母への着艦資格を得る訓練(CQ)を九州沖で実施する。防衛局のこれまでの説明では、CQは今月中下旬に4日間程度行われる。(松本恭治)

(2018年5月18日朝刊掲載)
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