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広島市長「憂慮」 知事「対話期待」

 トランプ米大統領が米朝首脳会談を中止する考えを表明したのを受け、広島市の松井一実市長は25日、「このような事態に至ったことを憂慮している」とのコメントを発表した。

 原因について、「朝鮮半島の非核化に向けた取り組みにおいて、条件設定などの面で両国の思惑の差が顕在化した」と指摘。「これまでの取り組みを無にすることのないよう、関係者間で努力が継続されることを祈る」としている。

 広島県の湯崎英彦知事も「今後、困難を乗り越えて対話の機会が設けられ、朝鮮半島の非核化のプロセスが進展することを期待する」とのコメントを出した。

(2018年5月26日朝刊掲載)

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