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広島県生協連が平和集会 中区

 広島県生協連合会が主催する核兵器廃絶を目指す平和集会が25日、広島市中区の合人社ウェンディひと・まちプラザであった。生協組合員たち約70人が参加し、核兵器を巡る情勢などを学んだ。

 広島平和文化センターの岩崎静二常務理事が、発効に50カ国の批准が必要な核兵器禁止条約について解説。平和首長会議(会長・松井一実市長)の活動を説明し、「次世代を担う青少年に被爆の実態を知ってもらいたい」と話した。

 3月に発足したヒバクシャ国際署名県推進連絡会の前田耕一郎事務局長は、5月に元安橋であった街頭署名活動の様子を紹介した。2020年の国連総会までに県民の半数に当たる140万筆を目標に掲げ、核兵器のない世界の実現に向けて署名を呼び掛けた。(辻本夕貴)

(2018年5月26日朝刊掲載)

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