×

ニュース

平和学習新聞2万部贈呈へ 山口県東部72中学に中国新聞社

 中国新聞社は平和学習新聞「学ぼうヒロシマ」の2018年版約2万部を県東部11市町の72中学校に贈る。20日、防長本社の石井伸司代表が岩国市教委を訪れ、佐倉弘之甫教育長に一部を贈った。

 タブロイド判カラー24ページ。発行6年目のことしは、建立60年を迎えた原爆の子の像について新たに掲載した。平和の象徴として世界に広がる折り鶴についてや、原爆平和に関する書籍も紹介。8人分の被爆証言のうち、2人分は英訳も載せた。原爆被害や世界の核兵器の現状について書き込むワークシートも付いている。

 石井代表は「英語教育や授業、課題などにも活用してほしい」。佐倉教育長は「米軍基地のある岩国市の子どもたちも平和について深く理解する機会は大切。国際理解にも役立つと思う」と話していた。

(2018年6月21日朝刊掲載)

年別アーカイブ