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「世界と絆」高校生が提言 広島市中区で国際理解セミナー

 高校生が国際理解について考えるセミナーが23日、広島市中区の市青少年センターであった。公募した生徒や、同センターと共催した広島ユネスコ協会の会員たち約50人が参加した。

 山陽高2年の今田美穂さん(16)は、和太鼓部の部員として台湾と韓国でことし公演した体験を報告。「島根県・竹島問題で心配があったが、拍手を受けることができた。民間の交流で絆を深めることができる」と話した。

 ノートルダム清心高2年南波里帆さん(17)は昨年、韓国・大邱広域市にホームステイした思い出に触れ「相手の国や言葉を勉強するきっかけになった」と振り返った。参加した生徒は班に分かれ、外国との民間交流の意義について話し合った。(山田太一)

(2012年12月24日朝刊掲載)

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