原爆ドームの保存 “後世への義務” 広島市議会が満場一致決議
18年6月29日
広島市議会は１１日の７月市会本会議で「原爆ドーム保存の要望」を満場一致で決議した。
「原爆ドームを完全に保存し後世に残すのは、原爆でなくなった二十数万の犠牲者と世界の平和を願う人たちにたいして広島市議会が果たす義務の一つである。ドーム保存について万全の措置をとるようにすべきだ」という内容。
原爆ドームは広島市が昨年、調査費１００万円をかけて広大工学部建築科研究室に保存方法の調査を依頼した。その調査報告では特殊な接着剤を使えば、約４千万円で保存できるという。
（１９６６年７月１２日朝刊掲載）
「原爆ドームを完全に保存し後世に残すのは、原爆でなくなった二十数万の犠牲者と世界の平和を願う人たちにたいして広島市議会が果たす義務の一つである。ドーム保存について万全の措置をとるようにすべきだ」という内容。
原爆ドームは広島市が昨年、調査費１００万円をかけて広大工学部建築科研究室に保存方法の調査を依頼した。その調査報告では特殊な接着剤を使えば、約４千万円で保存できるという。
（１９６６年７月１２日朝刊掲載）
