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被爆証言 映像に記録 資料館が出演者10人募集

 原爆資料館(広島市中区)は被爆体験や平和への思いを映像に記録する「被爆者証言ビデオ」の出演者10人を募集している。

 県内在住で、広島での被爆体験があり、過去にこの証言ビデオに出演したことがない人が対象。今月から自宅や被爆した場所など、希望する場所に同館の職員が出向き、約2時間かけて収録する。

 2019年2月末に約30分のビデオに仕上げ、館内で公開する。学校など国内外への貸し出しや、インターネットでの公開などにも活用する。

 ビデオ制作は、次世代に被爆の実態を伝えるため、1986年に開始。これまで1100人以上の被爆体験を収めてきた。

 希望者は、市役所や区役所にある申込用紙に、名前や応募の動機などを記入し、〒730―0811広島市中区中島町1の2、平和記念資料館学芸課へ送るか持参する。11月30日必着。☎082(241)4004。

(2018年7月12日朝刊掲載)

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