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広島と長崎の大会概要発表 原水禁世界大会

 日本原水協などでつくる原水爆禁止世界大会の実行委員会は12日、東京都内で記者会見を開き、8月に広島、長崎の両被爆地で開く大会の概要を発表した。

 2日、広島市での国際会議で開幕する。核兵器禁止条約の採択を主導したアイルランドの政府代表が初めて参加するほか、各国の研究者や非政府組織(NGO)のメンバーたち22カ国の77人が集まり、4日午前まで条約発効を促進する方策などを話し合う予定でいる。

 続いて4日午後から、広島市で世界大会・広島を開き、6日までの3日間、分科会などを通して核兵器廃絶の道筋を探る。世界大会・長崎は8、9の両日に長崎市で開催し、アピール文を採択する予定でいる。

 原水協の高草木博代表理事は「核兵器禁止、廃絶の流れを推し進めるため、禁止条約を拒む国をどう動かすか考えたい」と目標を話した。

(2018年7月13日朝刊掲載)

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