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[イワクニ 地域と米軍基地] 艦載機半数以上 岩国基地に飛来 空母、近く横須賀帰港か

 米軍岩国基地(岩国市)に移転完了後、6月から原子力空母ロナルド・レーガンと洋上展開している艦載機(約60機)の半数以上が22日、同基地に飛来した。空母が横須賀基地(神奈川県横須賀市)に近く帰港するための動きとみられる。

 飛来したのは、FA18スーパーホーネット戦闘攻撃機やEA18Gグラウラー電子戦機など。中国新聞は同日午後4時半ごろまでに、約40機の駐機を確認した。目撃者によると、21日にもE2D早期警戒機1機が着陸したという。このまま帰還するかは不明。

 空母は例年8月に横須賀基地へ戻り、9月に再出港する。その間、艦載機は激しい騒音を伴う陸上空母離着陸訓練(FCLP)を硫黄島などで実施する可能性がある。昨年は「台風の影響」として、当時拠点だった神奈川県の厚木基地で行われた。

(2018年7月23日朝刊掲載)

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