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米の救急医2人 被爆者医療学ぶ HICARE研修 広島

 広島県や広島市などでつくる放射線被曝(ひばく)者医療国際協力推進協議会(HICARE)が招いた米国の医師2人が23日、広島市中区で研修を始めた。市内の研究施設や医療機関で26日まで、放射線の人体への影響や被爆者医療について学ぶ。

 いずれも救急医で、メディカル・リーダーシップ機構(ロサンゼルス)会長のスーザン・レイノルズ医師(69)と、西部チームヘルスグループ(サンフランシスコ)のミータ・パテールさん(38)。初日は県庁を訪れ、HICARE事務局の県被爆者支援課から活動の説明を受けた。原爆資料館(中区)なども見学した。

 24日以降は放射線影響研究所(南区)広島赤十字・原爆病院(中区)など7カ所を巡る。専門家の講義を受けたり、被爆者の話を聞いたりする。

(2018年7月24日朝刊掲載)

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