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　広島市中区の広島護国神社で１５日、戦没者を追悼する神社主催の「英霊感謝祭」があった。遺族たち約１４０人が参列した。

　藤本武則宮司（７０）が祝詞を上げ、「平和な国づくりに貢献していきたい」と述べた。参列した市遺族会の増川計会長（７９）＝安佐北区＝は「父は、私が１歳の時に戦地へ行ったきりで遺骨もない。もう少し早く戦争が終わらなかったものかと、毎年この日は強く思う」と話した。

　続いて、日本会議広島主催の「戦没者追悼平和祈念の集い」があり、参加者は正午に黙とうした。

（２０１８年８月１６日朝刊掲載）