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平和行事

日韓関係の歴史と行方 中区で10日討論

 日本と韓国の未来志向の関係を目指す日韓共同宣言から今年、20年を迎えるのを記念し、駐広島韓国総領事館と韓国・東西(トンソ)大は10日、「広島韓国フォーラム」を開く。両国5人の研究者が「韓日関係の過去と未来」をテーマに報告、討論する。

 元韓国外務省東北アジア局長で、現東西大の趙世暎(チョ・セヨン)教授が「外交現場からのまなざし―金大中(キム・デジュン)・小渕宣言の現場とその後の韓日関係」と題して報告。静岡県立大の奥薗秀樹准教授の報告もある。

 討論では、東西大の張済国(チャン・ジェグク)総長、広島市立大の金栄鎬(キム・ヨンホ)教授、同大広島平和研究所の孫賢鎮(ソン・ヒョンジン)准教授も加わり、5氏が意見を交わす。

 午後4時開会で会場は広島市中区袋町の合人社ウェンディひと・まちプラザ。定員110人(申し込み不要)。無料。同総領事館☎082(568)0503。(伊東雅之)

(2018年9月6日朝刊掲載)

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