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配備反対の署名 1万3144人分提出 萩市に住民団体

 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を巡り、候補地の陸上自衛隊むつみ演習場がある萩市の市民らでつくる「配備計画の撤回を求める住民の会」は7日、市に1万3144人分の反対署名を提出した。

 署名は村岡嗣政・山口県知事と藤道健二市長、隣接する同県阿武町の花田憲彦町長宛て。7月から市内を中心に県全域で募った。配備計画の撤回を主張し、県と市町を通じ、安倍晋三首相と小野寺五典防衛相に提出するよう求めている。

 この日、住民の会の森上雅昭代表らが市役所を訪問し市総務部長に手渡した。今後も署名活動を続けるという。

 森上代表は「地元だけでなく全国で配備へ疑問の声が高まっている。県や市町は、国へ住民の思いを届けてほしい」としている。

(2018年9月8日朝刊掲載)

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